NPO住まいの福祉医療活用について考える会

　我々は「住まいの福祉医療活用で、まちを住み継ぐ」を使命として、様々な住まいを福祉・医療・保健的なサービスに活用する事業をプロモーションする。具体的には、住まいの福祉医療活用の担い手に向けて、事業企画や事業運営の知識やノウハウを広めるための、情報発信・セミナー・事業企画を展開する。

　国際的に地域の高齢化が進行し、持続的な再生とその計画手法が模索される中で、空き家など活用されない住まいを、増加する福祉・医療・保健的ニーズに活用して、誰もが住み続けたいまちへ再生する取り組みが広がりつつある。しかし、それらの活動は、個々の個人や事業者の個別の取り組みに留まるものが多く、良好で持続可能な事業にするための知識や工夫が社会的に十分に認知されていない現状がある。我々はこの課題に対して、住宅や施設を福祉・医療・保健的に活用した事例の調査や分析、その成果の出版やプロモーションおよび事例介入事業を進めてきた。

　このような経緯を踏まえて、今までの活動で得た知見や仕組みを活かして、「住まいの福祉医療活用について考える会」を設立する。