福祉環境デザイン研究

卒業設計研究/修士設計研究

 

(1)概要:社会課題を設定し、その解決にむけてプロジェクトをデザインし、その有効性を検証する。具体的には、実際の地域や施設において、調査やヒアリングをもとに企画・設計し 、そのプロセスおよびデザイン提案(もしくはイベント実施)についてステークホルダー評価を受け、その結果について考察する。

 

(2)提出物:論文(梗概4〜6頁+本文100頁程度)+デザイン(パネルA1・5枚+模型)+パワーポイント20枚+A4チラシ裏表

(3)活動:

   週3日(1限−5限)はバイトを入れない。研究室で研究作業。

   第1金曜:全体ゼミ(A4レジメ)

   第2〜4金曜:グループゼミ(A4レジメ) 

   随時:文献ゼミ

   随時:個別ゼミ(A4レジメ他)

 

(4)全体ゼミ提出資料:

       1活動報告

       2予定

(5)グループゼミ:

       1タイトル:30字

       2サマリー:250字

       3梗概論文:A4・4〜6ページ

       4パワポイント・シート(パワポ12枚をA4・2枚にまとめ)

 

(6)文献ゼミ提出資料:

       1要旨:250字

       2質問:3点

       3回答:3点(担当者)

(7)個別ゼミ提出資料 :

       1タイトル:30字

       2サマリー:250字

       3梗概論文:A4・4〜6ページ

       4パワポイント・シート(パワポ12枚をA4・2枚にまとめ)

       5本論目次:

       6図面:A1・5枚(デザイン提案もしくは事例)

       7他必要な資料:アンケート用紙、調査計画、調査データ、分析結果など

(8)デザインプロセス:

  4月①テーマ設定と見学:各A4・1頁

  5月②敷地選定:A4・2頁以上(歴史、文化、人口、施設、課題、地図)

  6月③敷地調査:ヒアリング(日常生活調査):A4・2頁以上

  7月④コンセプト設計:デザイン(パネルA1・2枚+模型)

  10月⑤地域発表会1:デザイン(パネルA1・2枚+模型)+パワーポイント10枚

  10月(発表と交流:上海同済大)

  11月⑥設計作業:デザイン(パネルA1・5枚+模型)

  12月⑦地域発表会2:デザイン(パネルA1・5枚+模型)+パワーポイント20枚

  1月⑧設計研究まとめ:論文(梗概4頁+本文30頁程度)+デザイン(パネルA1・5枚+模型)+パワーポイント20枚+A4チラシ裏表

 

(9)論文発表:

  1建築学会近畿支部:A4・4枚、3月中旬締切、6月発表会(大阪)

  2建築学会全国大会:A4・2枚、4月初め締切、9月発表会(全国各地)

  3認知症ケア学会全国大会:A0・1枚、12月末締切、6月発表会(全国各地)

  4日本建築学会地域施設計画シンポジウム:A4・6-10枚、1月登録、3月締切、7月発表会(東京)

  5日本建築学会論文集:A4・6-10枚、毎月10日締切

  6EDRA(国際環境デザイン学会)

  7IAPS(国際人間空間学会)

(10)最終セミ提出資料について (不十分な場合、再提出)

  概要論文の構成:10ページ程度(0)〜(9)にまとめてください。

 (0)活動報告:前記の活動リストと今後の予定

 (1)立論(研究題目とサマリー):研究背景と目的と結な果(400字程度)

   ・今、〇〇において・・・・・・が社会問題となっている。<文献より(研究枠組)

   ・〇〇によれば、・・・・・・・・・であると述べている。<文献より(価値1)

   ・また、〇〇は、・・・・・・であることを指摘している。<文献より(価値2)

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   ・このことから、私は・・・・ことが重要であると考える。<ねらい(使命)

   (以上で様々な価値と課題の関係を整理する。リアルな議論の条件整理。)

   ・よって、本研究では、・・・・・・・ことを目的とする。<研究目的

   ・具体的には、・・・・・を実行し、・・・・・・を調査する。<アクションと評価

   ・その結果、・・・・・・・・・・・・を明らかにする。<検証仮説

 (2)プロジェクトの流れ(歴史的経緯)

 (3)デザインとアクションと運営

 (4)調査項目と方法

 (5)分析結果

 (6)まとめ

 (7)調査資料:アンケート用紙など

 (8)参考論文リスト:

 (9)パワポイント・シート(パワポ12枚をA4・2枚にまとめ)

 

(11)論文細項目

 (1)立論:研究題目とサマリー(研究背景・目的・調査・分析・結果(400字程度))

    検証仮説:

   (例)〇〇の〇〇は、〇〇によって〇〇のターゲット行動のステージアップ効果が生じる。

    調査項目:属性、意識、活動・行動、場所

    分析と結果:

    ①ターゲット行動:健康行動、屋外行動、共助行動、音楽行動、緑活動、お風呂行動、お参り行動など現代生活で忘れがちな振舞いや文化

    ②ターゲット行動の意味と価値

    ③ターゲット行動を促す仕組みや場所・セッティング

    ④それを実現するアクションと事業。

 

 (2)プロジェクトの流れ

    対象とする事業(プロジェクト)の枠組みや内容

    史的背景や今までの流れ

 

 (3)デザインとアクションと運営

    関連するデザイン事例

    デザインのコンセプトとスタディ

    空間構成と行動セッティング

    動プログラムと場面

 

 (4)調査

    手順:予備調査1>予備調整2>本調査>追加調査

    予備調査1。注目ケースヒアリング(調査票1。意識と活動状況)>調査票2暫定版

    予備調査2。3〜5ケースヒアリング(調査票の調整)>調査票2確定

    本調査。アンケート調査(30名〜100名)

    追加調査。

    サンプルと指標

    【サンプル】利用者、サービス提供者、家族、近隣

    【指標】属性:年齢、性別、職種、役割、

        意識:認識課題、改善案

        活動・行動:活動量、行動内容、時間 、

        >>ターゲット行動(健康行動、屋外行動、共助行動、音楽行動、緑活動、お風呂行動、お参り行動)

        >>現代生活で忘れがちな振舞いとそのセッティング。

        場所:時間、場所

    (例1)福祉転用現場セミナーアンケート

        ・対象:人、施設

        ・項目:福祉転用に関する理解と関心、福祉転用事業のメリットと課題、福祉転用事業の準備や技術・知識、福祉転用現場セミナーの参加意思。

    (例2)福祉拠点デザイン評価

        ・対象:利用者・家族、運営者、地域住民など

        ・項目:基本属性、地域ニーズ・課題、望ましい行動、実際の行動、その理由や課題。

 (5)結果(分析と考察)

    1)平均値と標準偏差

    2)クロス分析:結果と原因を絞り込む。ターゲット行動の導出(t検定)。因子・

    3)共分散分析

 (6)まとめ

 

 (7)調査資料:アンケート用紙など

    調査票1

    調査票2

 

 (8)参考論文リスト:

 

 (9)パワポイント・シート(パワポ12枚をA4・2枚にまとめ)

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【卒論・修論・博論】

凡例:●卒業論文、○卒業設計、■修士論文、★博士論文

2000年度

●加藤悠介:ディルームにおける場所と移動に関する研究

●前田真紀:ディルームにおける活動プログラムと高齢者の行動に関する研究

●富尾涼子:高齢者の場所のイメージ関する研究ー場所にまつわるエピソード分析

●矢野加代:高齢者による大阪のイメージ調査ー大阪の主な施設より読み取る

●野原裕介:実環境とビデオ環境・CG環境における空間認知の比較実験

○麻野晋:oval circulation ~車の廃止から生まれる何か(住吉杉本地区の改修計画)

2001年度

●井上昌子:泉北地区における高齢者の散歩環境の研究

■奥田夏子:高齢者の散歩環境に関する基礎的研究

2002年度

●大熊由希子:公園を中心とする高齢者の散歩環境に関する研究

●澤野登紀子:万代池公園におけるベンチの使われ方に関する研究

●武田美弥:実写真とCG空間の与える印象の相違に関する研究

○岡本美香:終の棲家(公営集合住宅改修)

■加藤悠介:特別養護老人ホームにおける環境診断・環境処方に関する実践的研究―「場所ユニットからみた環境改善計画」

■今村顕: 探索行動からみた高齢者施設における環境適応に関する研究―アイマークカメラ、およびスケッチマップ法を用いたWASS(Wayfinding Active Simulation System)による再現性実験

■野原裕介:現実環境とWASS(Wayfinding Active Simulation System)環境における空間認知の比較実験

2003年度

●酢田裕子:虚弱高齢者の外出行動に関する研究ー泉北ニュータウンにおけるディサービスの外出行動に関する事例的考察

●表尚玄:密集市街地の経路探索における環境適応に関する研究

●稲垣大志:露天における客同士のコミュニケーションの発生プロセスに関する研究

●今井朗:高齢者介護施設における環境改善に関する研究

■井上昌子:既成市街地とニュータウンにおける高齢者の散歩環境に関する比較分析

2004年度

●山崎愛:高齢者居住施設の環境改善におけるセッティングカルテに関する研究

●草野涼子:住吉区の街区公園における場所の使われ方に関する研究

●津村洋子:高齢者の散歩環境における物的街路要素と心理評価の関連

○中村舞:live & learn ーニュータウンにおける小学校のコミュニティスクールとしての再生

■宮谷いずみ:高齢者の散歩行動からみた環境評価に関する研究

■西脇智子:高齢社会における池のある地区公園の場所計画に関する研究

2005年度

●中井佳織:グループホームにおけるキッチンのレイアウトに関する研究ー調理場面からみた環境行動分析

●横山奈津子:食器の動きからみたグループホームのキッチン計画に関する研究

●横田翔:規模の異なる格子状迷路における探索の戦略に関する研究

■今井朗:アクションプロセスによる高齢者介護施設の環境改善における入居者と介護スタッフの行動変化に関する研究

■表尚玄:都市居住における迷路的ディストリクトの魅力と課題に関する研究

2006年度

●信岡俊也:高齢者支援のための地域内連携における現状と課題ー住吉区我孫子周辺地域におけるケーススタディを通じて

●元山千怜:高齢者の近隣環境に関する研究ー高齢者の場所に関わる意識と行動

○長友愛:ヨリミチ

○中山曜:Living Park

■中村舞:こどもと高齢者の交流が発生する場所に関する研究ー地域に開かれた高齢者施設をめざして

■山崎愛高齢者介護施設における畳スペースに関する研究―アンケート調査とイメージ評価調査に基づくセッティング評価

★アンカーポイントからみた高齢者施設の空間のわかりやすさ評価に関する研究 

2007年度

○植芝由佳:凸凹(小学校の改修計画)

○谷越郁美:lands pout ー 地域を巻き込む、地域と暮らす(地域レストラン)

○まちくるむ病院

★加藤悠介:高齢者施設における居場所づくりに関する環境行動学的研究

<2008年度>

●櫻井恵理子:台湾における高齢者施設・住宅の基準階平面分析

○長本美由紀:壁からの表出(学生寮)

○鉛悠子:+1(高齢者住宅)

○山口翔一郎:森にわ(子供遊び場)

<2009年度>

■豊田恵美:虚弱高齢者の生活行動を支える近隣資産

■中屋昌之:視覚障害レベルに応じたグリッド迷路の分かりやすさ評価―ライン効果による歩行者の空間把握の特徴に着目して

■福田真希:高齢者住宅の動向とコモンスペースの在り方に関する研究―オランダと日本の事例から

●井上和晃:高齢期の住まいの選択における経済的負担と居住レベルに関する研究―日本とオランダの事例分析を通して

●芦田晴香:歯科医院改修におけるアクションリサーチー行動からみた診療空間の評価

●井口礼:視覚障害レベルに応じたグリッド迷路の分かりやすさ評価―シンボル効果による歩行者の空間把握の特徴に着目して

●問覚彩也那:泉北ニュータウンにおける生活行為と場所に関する研究―世代別でみたADL・IADLと日常的な生活行為から月行事・祭式までの行為について

○弦巻雷:メメント・モリー三葉結び目による集合住宅への死生観の嵌込

<2010年度>

●岸本絵美子:病院の診療環境・療養環境におけるホスピタルアートについての研究

●松下文子:高齢者等の日常の食事の場となる地域レストランづくりに関する研究

●辻本将基:視覚能力レベルに応じた経路探索に関する研究

○山根教彦:人が留まる事を許容する駅―既存ストックを活かした自然環境の挿入

<2011年度>

●大崎由加里:コミュニティハウスに関する研究-槙塚台団地改修を通してー

●杉本佳穂:超高齢社会における住民ニーズとまちづくり指標に関する研究

●松村茉莉:地域レストランによる「分かち合い」に空間づくりに関する研究―槙塚台におけるニュータウン再生プロジェクトから

■芦田晴香:医師、スタッフ、来院者の行動から見た診療・待合空間に関する研究-アクションリサーチに基づく歯科医院改修

■井口礼:近隣散歩マップづくりをとおした地域資源発掘と住民意識向上に関する実践的研究―泉北ニュータウン槙塚台校区での取り組み

■弦巻雷:人にやさしい視環境づくりのためのドーム型評価システムVEESの開発―インクルーシブデザイン研究への展開

<2012年度>

●石毛美菜子:住民意識からみた地域共生に関する研究-泉北スタイルのインタビュー調査から

■上田哲也:「施設らしくない」居住環境の設計指針に関する研究

<2013年度>

●紀奈緒:距離と見通しからみた有料老人ホームの共用空間のアクセシビリティに関する評価

●小林亮介:多様な利用を促すテーブルの形状に関する研究

●瀧はるな:有料老人ホームの共用空間における家具の種類と配置に関する研究

●中本祐子:地域コミュニティにおける防災教室の在り方に関する研究

■松村茉莉:地域レストランにおける居合わせに関する研究―泉北ニュータウン槙塚台地区における事例から

■窪田朋恵:がん終末期ケアにおいて自宅環境がもつ働きに関する研究―在宅ホスピスケアを経験した遺族の視点から

■北口有希子:有料老人ホームのコモンスペースにおける色と素材の評価に関する研究―日本とアメリカを比較して

★高橋隆宜:高齢者の歩行における左右動揺に関する研究

<2014年度>

●原山紗璃:利用者タイプからみた行動特性に関する研究 - 有料老人ホーム認知症フロアにおける事前行動観察調査から

●前田航志:小学生が持つ「いのちの教室」のイメージに関する研究

■リュウ ユトウ:入居者の行動内容からみた共用空間の役割に関する研究~有料老人ホームの認知症フロア改修における改修前行動調査から~

■北村悠子(生田研):仮設住宅における生活支援相談員による被災者支援と支援ニーズに関する研究―岩手県、宮城県の東日本大震災被災市町を事例として―

■藤岡 里香(生田研):避難行動及び圏域に基づく高齢者の津波避難リスク評価―大阪市を対象として―

<2015年度>

●籠谷 葵:地域 協議会の活動から見たコミュニティサービスの実態と評価~泉北ほっとけないネットワークの事例より~

●木村帆花:認知症フロア改修における分かりやすさデザインに関する研究

●西面莉沙:住 居専用地域における職住一体型住居について-泉北ニュー タウンを対象として-

●太野垣和也:小中学校の防災教室設置に向けた設計条件の検討

■小林亮介:有料老人ホーム共用空間改修の有効性評価に関する研究—居住者のアクセシビリティに着目して

■細見駿:有料老人ホーム共用空間改修前後における経路探索と空間認知の比較研究—ドーム型評価システムVEESを使って

<2016年度>

○飯田真由:「小規模特認校」と地域を繋ぐデザイン提案 

○津田千晶:郊外住宅地における住み継ぎのためのリノベーション設計提案と評価 

●林美沙:槇塚台地区における世代間交流へ向けたハロウィンプログラムの開発研究 

○森田真由子:てんのうじ図書館 -都市と地域の交点- 

■前田航志:防災の日常化に向けた住居防災計画に関する研究〜災害時のための備蓄から〜

■原山紗璃:老人ホーム認知症フロア改修における入居者の生活向上に関する研究〜改修前後の行動観察調査から

■工藤千佳(三浦研究室):ユニットケア環境における居室と共用空間の繋がり方に関する可視領域分析

★賀 馨(三浦研究室):回復期リハビリテーション病棟の空間がリハビリ以外の時間帯の身体活動に及ぼす効果に関する研究

<2017年度>

■龍田幸祐:有料老人ホーム共用空間改修後の使われ方に関する研究 —ユニット連携ケアにおけるレクリエーションに着目して—

○西口誠:密集市街地の更新手法~街区の中庭と広がっていく暮らしの余白~

◯仁田尾百花:街に展開する認知症ケア空間 -暮らし続けるための+α-

<2018年度>

■江浦章惠:商店街内の福祉転用された地域福祉施設の効果に関する研究

■津田千晶:認知症フロアにおける無為行動の表れと評価

■濵田歩実:認知症フロアにおける場所の使われ方と評価

■森田真由子:認知症フロアにおけるケアド・コモンの開発と職員の 関わり方の評価 

●赤木 萌未:有料老人ホーム認知症フロア改修有効性評価 -個別ケアとしての音楽活動の効果向上に向けた行動セッティングの検討― 

○西村 千尋:Art Theater Housing ―知的障がい者とその家族の安心を都市の中に創り出すデザイン研究― 

●緩詰 千夏:地域のつながりの醸成に向けた地域イベントの役割と課題 ―自治体ハロウィンイベントを例に― 

●渡邊 雄介:福祉転用の推進に関する研究 -福祉事業関係者への意識調査より- 

<2019年度>

■太田 有美:超高齢化住宅地における空き家の福祉転用への住民意識に関する研究

■堀田 裕紀:民家改修型ホームホスピスにおける居住環境の評価 

■仁田尾 百花:在宅高齢者の入浴実態からみた家族風呂の役割に関する研究

■王馨:地域コミュニティ施設を利用する高齢者の余暇活動に関 する研究 ―大阪と上海の事例から― 

■西口 誠:中心市街地における喫煙環境と喫煙者の滞留行動の特性 -大阪市難波地区を事例に- 

●石井仁美:住民目線の大阪スマートシティ〜住民の意識と満足度調査

●南里奈:現代における子どもの自由空間のあり方に関する研究 -住吉区の街区公園を事例にして

○森川愛友:廃校の再利用によるスポーツパークの提案〜健常者、障害者、老若男女問わずスポーツを通してコミュニケーションが生まれる施設

○森川くるみ:ダンランハウジング -多世代が食事を通して交流する空間の提案

 

 
 

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