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居住福祉環境デザイン

タイトル 「 発信する住まい | 子育て環境デザインの提案 」

 

(1)概要

今春発足の「泉北ニュータウン住宅リノベーション協議会」(堺市・大阪市立大学・NPO・民間組織等により設立)の活動と連動し、福祉環境のデザイン、子育て環境のデザインを行う。

泉北ニュータウンで増えつつある空き家を活用し、主に子育て世代のニーズと地域の魅力をマッチングさせる仕組み、持続可能で町の価値を向上させる将来像を設計・提案する。

また今回は実在する空き家を計画対象とし、リサーチ・ヒアリングを元に実現性を重視したものとする。

 

(2)課題趣旨

泉北ニュータウンは、1965年に開発が開始された、開発面積1,557ha、58,181世帯、131,739人が住む町である(平成26年3月末現在)。町びらきから約50年が経過し、ニュータウン全体での高齢化率は30%を超え、人口の減少と共に住宅・施設の老朽化といった様々な問題に直面している。

計画対象地である晴美台は泉ヶ丘地区に位置し、もっとも古くに開発されたエリアである。地区全体の人口は他の地区に比べて多く、大学や私立高校もありニュータウンの中心的な場所となっている。

今回計画するのは空き家を改修した、子育て世帯のための「兼用」住宅である。専用住宅とは異なり、敷地・建物内に外部からの人を受け入れることが可能なプログラム(各自設定)を有する。

ニュータウンの新しい世代の住まいとして位置付けし、魅力的かつ現代的なライフスタイルを「発信する」施設として設計することが期待されている。